雨樋とトタン
雨樋交換やトタン修理
雨樋とは建物の端や軒先に取り付ける部材のことです。屋根から落ちてきた雨水を受け止めて排水口へと導きます。雨樋には塩化ビニールや合成樹脂、トタンなどが用いられることが多いです。
台風や大雨のあとは雨樋やトタンが破損する場合もありますので、災害後は点検することをおすすめします。水捌けの良い状態を保つことで雨漏りの防止にもつながります。雨樋がもし破損した場合や老朽化で交換が必要になった時、業者に依頼した場合の費用の目安や、交換は自分でできるのか、業者に頼んだ方がいいのかなど工事についてもご説明いたします。
「雨樋・トタンってどうやって
交換するの?方法は?」
「雨樋の交換って高い?
自分でできないの?」
雨樋交換の費用について
雨樋を交換する場合の施工費用はどんな形状の雨樋かによって異なります。交換が一部なのか、それとも全部なのかによっても大幅に必要費用が変わってきます。材料費以外にも、取り付け費用や足場の設置などの費用がかかってくるので、一概にどれだけかかる、と断言することはできかねます。
工事内容によって費用が変わってくるため、業者を選ぶ際には“詳細な見積を出してくれるところ”が安心です。何にどれくらいかかるのかが明確に出してくれる業者は信頼できるでしょう。
「大体で良いから相場を知りたい。」という方のために大体の費用についてお答えしておきます。雨樋・トタンの交換費用の相場は約10万円~40万円です(交換範囲などによります)。
雨樋交換方法やトタン工事
雨樋の交換は決して簡単ではありません。交換工事にかかる時間や技術力、知識など様々な角度から考えてプロに依頼することをおすすめしますが、どうしてもご自身で交換する際は、安全確認を怠らないよう気を付けて行ってください。
雨樋の交換方法
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雨樋修理ができる業者にご依頼
雨樋工事の専門知識・スキルがあるプロの業者に連絡してみましょう。雨樋の交換やトタン修理をおこなう業者は様々ですが、選び方としては、地域密着型の実績豊富な業者をピックアップするのが良いでしょう。
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ご自身で雨樋を交換
道具や部材を自身で用意して交換を実施する必要があります。コストは抑えられるかもしれませんが、高所作業になるので、危険は伴います。安全確認をしっかりとしてから気を付けて作業してください。
雨樋の交換工事
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1.雨樋交換に必要な道具を用意する
業者に依頼する場合は必要ないのですが、自分で雨樋を交換する場合はまず道具を揃えましょう。電動ドライバーやパイプカット用ノコギリ、ビス、コーキング、雨樋のりなど、様々な道具を用意します。
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2.雨樋交換の足場の必要性を確認
場所によっては、足場作りが必要です。交換する部位が5m以上の場合、隣の家と接近していて安全を確保する必要がある場合も足場が必要です。高いところでの作業は危険ですので、プロに依頼することもご検討ください。
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3.雨樋を準備
軒樋だけを交換する場合、縦樋の相互性を考えて同じメーカーの商品を用意しましょう。
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4.交換する雨樋を外す
今ついている雨樋を外しましょう。本体を外した後に、支持する金具を取り外します。
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5.新しい雨樋の取り付け
新しい雨樋を取り付けます。
事前の交換・修理・点検
雨樋の交換やトタンの修理、点検は定期的に行ってください。屋根と同様、劣化もします。日頃から水捌けを良くしておく事で雨漏りを防ぎ、住まいを守ってくれます。ご自身で修復や交換が難しいところになるので、できればプロの業者に依頼してください。弊社でも雨樋交換、トタンの修復工事を請け負っておりますので、お気軽にご相談ください。